私がkintoneに恋した理由(わけ)

2016/04/18

個人的な話で恐縮ですが、私がkintoneを支持する強い理由があります。

 

今から2010年のある日、プログラマーをしていた友人が
2年前(2008年)に亡くなっていたことを知りました。自殺でした。
2年間、ご家族が秘密にしていたそうです。

 

東京でバリバリ仕事をしていたはずの彼がなぜ?
ものすごく、ショックでした。
プログラマーは、過酷な仕事です。
お客様からの要望と、自社の都合との狭間で、いつも帳尻合わせに四苦八苦。
精神を病む方も少なくありません。
ITの世界では「デスマーチ」という言葉があり、年度末の3月には年度内の納期に間に合わせる為、徹夜の連続です。
人間、限界がありますから、良い意味での図太さが必要な仕事です。

 

が、彼は高校時代から繊細でした。
人を突き放すような言動がよくありました。
しかし、それは本質を考える彼らしいものでした。
その彼は、多分耐えられなかったのです。
矛盾と、建前と、上辺だけのやりとりに。

 

仕事はハッピーになるためにあるはず

そして、私も同じ業界で気づけば20年も仕事をしています。
もちろん、私も同じような経験をたくさんしてきました。
ただ一つ、救われるのはお客様と直接お話や交渉が出来てきたことです。
私は、下請けの仕事が嫌いです。
人の言われるがままにやることが苦手なのです。
サラリーマンに一番向いていないと思います(笑)
それが、功を奏して、今日も仕事が出来ています。

 

SE(システムエンジニア)やプログラムの仕事は、お客様には見えません。
どんなに打合せや摺り合わせを綿密に行い、仕様を詳細に決めても、出来上がったものが、
お客様の想像と違うことも多々あります。
しわ寄せは、SEが吸収できなければ、プログラマーに行きます。

 

このやりとりに、みんな疲れ果てています。
みんなハッピーになる為に仕事をしているのに、お客様も、SEも、プログラマーも不幸になります。

 

お客様が幸せになるITシステム

そんなある日、自社で導入するWEBのシステムを探していた際、kintoneに出会いました。
簡単にお客様の目の前でシステムを作れるのです。
それも、プログラムの知識が全く無しで。

 

衝撃でした。
IT業界がひっくり返ると思いました。
お客様が最高にしあわせになると確信しました。
それも、安い!!
驚きました。

 

興味を持った私は、たまたkintoneを提供しているサイボウズ社青野社長が講演している
のを聞く機会に恵まれます。
そこで聞いた、社長の覚悟が半端ではありません。
売上に匹敵する程の投資をして、「赤字でも構わない、なぜならkintoneはお客様のITシステムのあり方を変える」
と言っているのです。

 

確かに、私はkintoneのおかげで仕事が変わりました。
この人は、覚悟が違う。kintoneに全てを掛けている。
ましてや、ビジネスの奴隷になっていない。
挑戦している。
その姿勢こそが一個人として、会社として、信用できると感じました。

 

3年ほど前から、クラウドの時代が到来しました。
これは、必然でした。
ITの世界は高額な投資が必要で、その割には融通が利かない。
クラウドは、どこでも、誰でも、リーズナブルに利用できる、画期的なシステムです。
普及するのに時間はかかりません。
エバーノートや、Dropbox、Gmail、様々なシステムがクラウドで動いています。