【kintone hive sendai 2023 出場事例紹介】有限会社光成工業様

2023/04/05


 kintone hive sendai 2023 出場事例紹介:有限会社光成工業 
 生産管理 課長 畠山成光 様

 ▼ 紹介ページ ・文章引用( 出典元: ASCII.jp 株式会社角川アスキー総合研究所 )
 https://ascii.jp/elem/000/004/139/4139016/

  

  有限会社光成工業 様 会社ホームページ http://www.kohsei-l.co.jp/



ワクワクドキドキを大切に 
kintone+Enjoy=kinjoyこそ導入成功の切り札

創業44年を誇る光成工業は岩手県一関市の製造業。
社員数は約100名で、主要製品として物流用の台車や産業用の棚を造っている。

終始テンションアゲっぱなしで突っ走った畠山氏は、
kintone×Enjoyを意味する「kinjoy」を掲げ、
IT素人集団が社員をkintoneに巻き込むための活動や活用事例について説明した。


「こさくんのになんだりあったっちゃ」な4年間

光成工業がkintoneを導入したのは2019年にさかのぼる。
導入を経て、同社の年間売上は導入前の30%となる5億円も伸びており、
紙の使用量も2万枚減った。残業時間も月70時間くらい減ったという。

数字だけでもすごい導入効果だが、
「こさくんのに なんだりあったっちゃ(ここまで来るのにいろいろあったなあ)」
というのが正直な感想だという。


導入前の課題は、情報が共有されないこと。
「言ったぞ」「聞いてない」といった情報共有の掛け違いが多発。
現場の雰囲気はいつもギスギスしていた。
数百万円をかけて、新しいシステムも導入したが、
使いづらくて結局浸透しなかった
そこで2019年に導入されたのが、社長が持ってきたkintoneだ。


「全員使うことで全体朝礼で宣言せよ」という社長のお達し

紙の日報がなくなるという告知動画

社長が持ってきたkintone。kintone推進メンバーとして4人が集められ、
まずは日報アプリから作ったが、5人に1人しか使ってくれなかった

社長から
「全員で使うことを全体朝礼で宣言せよ」と厳命された。

しかも、呼び出されたのが8月8日だが、全体朝礼が8月10日なので、準備期間は1日しかない。

かなり絶望的な状況でkintone推進メンバーは吹っ切れた。
開始の儀式とその告知動画を作ることにした。
全体朝礼で告知動画を流した2ヶ月後、実際に日報の原本を破くキックオフ儀式を実施し、
入力率はキックオフ後、81%にまで上昇したという。

日報の原本を破く儀式を実施




「はっぱ、みぇねじゃ こぃず入れんのひで」の声に応える

テルオさんからの入力が大変との声

ベテラン社員テルオさんから言われたのは
「はっぱ、みぇねじゃ こぃず入れんのひで(全然見えない。これは入力が大変だ)」
というコメント。
つまり、入力項目が多いので、入力が大変という声だ。
この声に応えるべく、個人専用の日報アプリ「TERUO MODEL」を開発してしまった。


 「入力項目は最低限。受注番号と作業時間のみです。
そんなに少なくていいの?と思いますよね。いいんです」と畠山氏はまとめる。
「収集する目的さえはっきりしていれば、こんなに簡単な日報でもいいんです」
日報アプリのデータはグレープシティのkrewDataで1つにまとめ、
集計アプリに集約すればOKというわけだ。



ワクワク、ドキドキすることに全力で取り組んだ


光成工業は楽しいを入り口にkintoneの導入をスタートし、
情報の集約を実現し、最終的には会社も1つになったという。
次に進むのはkintoneのビジネス展開だ。

MG会計と耐荷重計算を実現したkintoneアプリを開発し、これらを外販するという。
「社内ツールだけでは終わらせない。事業ツールを目指します!」と畠山氏はアピールする。


最後に畠山氏は、「私たちは導入に成功しました。
それは自分たちらしさを大切にしたからです。
それは楽しさでした。ワクワク、ドキドキすることに全力で取り組んだんです。
それで日々業務を楽しくやっています。
kintoneを入れてよかった。kintoneありがとう!」
とコメントし、kinjoyポーズでセッションを締めた。

 強力なセッションの多かった北海道・東北地区だったが、
光成工業は地区代表として選出。11月のCybozu Daysでのkinjoy!が楽しみだ。



◆弊社の業務紹介

弊社は、ITコンサル及び、業務改善コンサルを中心とした業務を行っています。
少人数で、100%お客様の立場に立ってご提案が出来るよう、フットワークの軽い経営をしております。
導入支援を手掛けた企業の98%がkintoneの定着化に成功するなど、徹底的な顧客視点でITを活用した業務改善のノウハウを提案おります。

kintoneはシステムはシステム開発ツールではありません。
業務改善に最適なツールです。

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