【kintone導入事例】株式会社シーブリッジ様

2021/11/18

創業より10年以上にわたり使用していた独自開発の基幹システムからkintoneへ
kintone導入によって進み出した仕事の改善活動


コミュニケーション、クリエイティブ、コンサルティングという
3つのCを徹底的に強化発展させ、人と人とをつなぐ架け橋となりたい
そのような思いを具現化すべく、創業より17年に渡り不動産や住宅業界に特化したIT系広告制作会社を営む株式会社シ―ブリッジ代表取締役の天池様にお話しを伺いました。

代表取締役 天池様


 インタビュー動画
 https://youtu.be/WCi0kxK7GTA

Q: 会社紹介と仕事内容についてお教えください

弊社株式会社シ―ブリッジは、
東京にて不動産、住宅業界に特化したIT系の広告制作会社で、今期で創業17期目を迎えます。

具体的には建築パースの設計、CGVRや写真VR、CGムービーの制作、物件WEBやスマホ対応のWEB制作
間取り図制作はもちろん、販売図面制作まで手広く行っております。
また、昨今のコロナ禍による働き方改革に伴い、デジタルカタログやコミュニケーションシステムの開発事業も手掛け、ユーザビリティの向上にも努めております。

Q: 弊社にて利用しているサービスをお教えください

当初は、kintoneスターターパックを導入しました。

その後、熊谷さんのコンサルを受けながら、組織における導入や活用についてのコツを学ぶkintone基礎講座を受講し卒業証書をいただきました。スマイルアップさんが開催されているkintone勉強会やセミナーも定期的に参加して日々運用知識をブラッシュアップしています。

また、スタッフ向けの勉強会を開いていただき、業務改善のための機能紹介や運用方法を学んでいます。

ただし、定期コンサルティングは受けておらず、不定期で必要な時に申し込んでいます。
定期コンサルティングだと繁忙期に時間が取りづらいなど影響が出てしまいますが、不定期でご対応いただけるので有難いですね。

Q: 導入前の課題、導入の目的をお教えください
 (選定時の課題と導入プロセス)

弊社では、創業当初から基幹システムをスクラッチで開発していただいたものを10年以上使ってきました。
顧客管理や案件管理、収益管理に日報管理とすべてをシステムで連携していました。

開発から時間が経って基幹システムが古くなってきたことが一つの課題でした。
そのタイミングで、ベンダーも事業を辞めたいと申し出てきたのです。
そのため、3、4年ほど、SalesForceなどの乗り換え先を探していました。

ただ、乗り換え先を決めるとしても、素人でも操作できるようにしたい
粗利分配はプログラミングを組んで自動で行いたい、スケジュールパターンを自動登録して使いたいなどいろいろな課題が山積みで。
社内だけでなく外部スタッフとの連携も必要だったので、きめ細やかな対応も求められましたし、初期費用を抑えたい希望もありました。
そのため、当時のシステム機能の8割を標準機能で賄えるkintoneを導入しました。

Q:導入の際、決め手となった事は何でしょうか?

弊社にとっての重要部分を握る基幹システムの乗り換え先を探すのには難航していました

そのような折にスマイルアップの熊谷さんと出会い、相談に乗っていただく機会がありました。
熊谷さんにシステム全般を見ていただいて「kintoneへ移行できますよ!」と、力強く仰っていただいて。
私も熊谷さんになら長年の課題であった、弊社の重要な部分でもある基幹システムを安心して託せると思い、導入を決めました。


Q:導入当初、スムーズに行きましたでしょうか?
 ※導入当初の不安や、課題、問題点など

正直に打ち明けると、相当難航しましたね

基幹システムは10年以上使っていたため、顧客や案件、収益に日報とそれぞれの管理が連携していました。
そのため、kintoneに乗せ換えるのに苦労しました。
実際に、kintone導入の担当も3名くらい変わってしまいました

データの乗せ換えも大変で関わった人も多く、時間もかかりましたね。
制限がある中で作り上げるということもあり、かなり苦労しました。
当初、熊谷さんが仰ったほど簡単ではなかったのが、正直な感想です。

Q:導入時の問題点などは、どのようにして解決していったのでしょうか?

弊社で10年以上も使ってきたスクラッチで開発した基幹システムに比べると、kintoneはシステム的にも異なるので制約が出てきます
そこで、kintoneを扱うスタッフの心理的ストレスを減らすために、「制約の中でやる」ということをコツコツと周知していきました。
その後は、順応性に任せて、使っていくと徐々に慣れていくこともあるので、使いながら慣れ親しんでいって、運用に対する問題点を解決しています。

Q:導入した結果、どのような変化がありましたでしょうか?
 ※売上、働く時間、コミュニケーション、効率、雰囲気、姿勢など

現状は、10年以上に渡り築き上げたシステムに比べて、まだ追い付いていません

社内では、昔の方が使いやすいとの意見も多いです。
ただ、今までのシステムと、kintoneには大きく異なるところがあります。既存のシステムはベンダーのみが扱えたので、「ちょっとここを良くしたい」と思うことがあっても飲み込んで、ストレスを溜めながら運用していました。

一方のkintoneは社内で改善していけることが魅力的です。 改善したいと思ったら、改善点を書き込んでおいて、定期的にメンバーがチェックしています。自分達で改善できるところは自分達で行い、分からないところがあれば熊谷さんに相談しています。

その結果、「自分たちが使いながらこのシステムを改善していくんだ」という社内の共通認識ができました。おかげで、仕事自体も改善していっていますね。

「仕事の改善=kintoneの改善」という図式が成り立っていて、改善活動をやっていく文化が社内で育まれつつあります。この点は、kintoneを導入して一番良かった点と評価できます。


Q:弊社のサービスを利用しての感想をお願いいたします

まずは、導入して良かったと思っています。
社内で出来つつある「改善していく」という文化が育まれていることが一番の成果です。

熊谷さんがとても信頼できる方なので、システムの乗り換えの相談にも丁寧に乗っていただけましたし、導入や運用時も頼って良かったと感じています。

Q:これから導入しようとしている方、迷っている方へ一言お願いいたします

弊社もそうでしたが、kintoneの導入時は色々と検討して悩まれると思います。
とくにシステムの乗り換えはハードルも高く、課題が多いことが実状です。
ですが、まずは一歩を踏み出してみてください。
導入後、運用をスタートすると色々なハードルが出てきますが、スマイルアップさんでは乗り換えることを丁寧にサポートしてくださいます。

また、将来的なkintoneの可能性という面でも期待は大きいです。

弊社では、業務内容が多岐にわたりますが、kintoneという一つのプラットフォームにデータを載せてある安心感もあります。
色々な思いや迷いがあるかと思いますが、まずは船に乗って漕ぎ出してみることをお勧めします。



インタビュー 企業プロフィール

 名 称:株式会社シーブリッジ
 所 在:東京都港区海岸一丁目7番1号 東京ポートシティ竹芝10F
 設 立:平成17年
 事 業:■不動産住宅広告 制作
      ・建築パース ・CGVR ・物件WEB ・CGムービー ・間取図 
      ・販売図面 ・WEB ・各種パンフレット ・電子カタログ
     ■住宅業界の働き方改革 支援
      ・システム アプリケーション開発 ・iPad&クラウド活用支援 ・セミナー開催
     ■組織営業力強化研修
 URL:https://www.c-bridge.co.jp/




弊社の業務紹介

弊社は、ITコンサル及び、業務改善コンサルを中心とした業務を行っています。
少人数で、100%お客様の立場に立ってご提案が出来るよう、フットワークの軽い経営をしております。
kintoneはシステムはシステム開発ツールではありません。
業務改善に最適なツールです。

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1時間コンサル無料個別相談もご用意しております。
(現状把握~目標設定~計画立案)

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